足のむくみは何科に相談すればよいか?

足のむくみは体にあらわれる不調の中では珍しいものではなく、立ちっぱなしの仕事の人は夕方になると足がパンパンになって、靴が脱げなくなるという人は大勢います。

あるいは、お酒を飲んだ翌朝にはむくんでいるという人も少なくないものの、しばらくするとおさまることから特に対処していない人が多いのも特徴です。

とはいえ、足のむくみはただ立ちっぱなしで疲労が溜まっているからと片づけるのではなく、病院に行って診てもらうことが大事です。

思い当たる節がないのにむくんできたという場合は特に、病気が隠れている可能性が疑われます。

ただ、何科を受診すればいいかがよくわからない症状とあって、つい放置しがちなのも無理からぬところで、とりあえずかかりつけ医を持っている人はかかりつけ医に相談しましょう。

まずは「かかりつけ医」に相談を

まずはかかりつけ医が診察したうえで、必要な検査をおこなうなどの診察にあたってくれます。

かかりつけ医は内科医という人がほとんどですが、整形外科での相談も可能ですし、婦人科を定期的に受診している人なら婦人科で相談するのもおすすめです。

地域医療の範囲でわかることは検査で調べてくれますので、その上でもっと詳しい検査と治療が必要と判断した場合、医師が適切な診療科を紹介してくれます。

かかりつけ医を持たない場合

かかりつけ医を持たない人で普段からお酒をよく飲んでいるなら、お腹が張ったり尿の色が濃いといった症状が一緒に出ている場合には、肝臓が原因の可能性が高いとあって消化器内科での相談が適していることから、胃腸科を標榜している医療機関を受診するのがよさそうです。

血圧が高い人で尿の量が急に少なくなった場合は、腎臓が原因で足のむくみが生じているかもしれないと考えられるため、腎臓内科が適しています。

とはいうものの、地域医療で腎臓内科を専門にしているところは少ないとあって、内科か泌尿器科を受診するのがいいでしょう。

むくみと共に胸が苦しい、呼吸をするのがつらいといった症状が出た場合には、心臓に関係していることが比較的はっきりと分かるのが特徴で、循環器内科を受診します。

循環器内科は地域医療で診療科として掲げているところが多く、普段からかかりつけにしている人も多い診療科です。

足のむくみが気になったら、胸の痛みや苦しさ、呼吸のしづらさといった症状がなくても早めに相談することで、適切な処置をより早く受けられます。

慢性的にむくむという人は何科を受診すればいいかが最もわかりにくいタイプで、一番の要因として考えられるのがリンパの流れの悪さです。

リンパの流れをよくするために毎日寝る前にマッサージをしたり、ウォーキングなどの運動をすることで軽減されるのであれば、リンパの流れが滞っていることを自分でも実感できるでしょう。

自力で改善でき、改善された状態が続くようであれば様子を見てもいいかもしれませんが、一時的に改善するものの、またむくんでしまうというときには、大きな病院にあるリンパ浮腫外来で一度診てもらうのが安心です。

たかが足のむくみくらいと思ってしまいがちですが、実は病気のサインであることが多いだけに、もしかすると病気が隠れているかもしれないという前提のもとで、一度は医療機関を受診することを検討することが重要です。

何科に行けばいいのか分からないからと先延ばしにするのではなく、とりあえず何科でもいいから地域医療をおこなう医療機関のうち、行きやすいところへ行くという決断が求められます。

むくんでいる他に何か症状がないかを自分でチェックすることで、最近息切れしやすくなったとか、以前ほどトイレに行かなくなったといった症状に思い当たれば、より適切な診療科を絞り込んで受診することが可能です。